総合練習も終わり、いよいよ発表会が近付いてきました。
にじ組は劇「竹取物語」に挑戦します。
絵本を読んだ後「このお話を劇で表現しよう」と伝えると、自分たちで絵本を何度も読み返していました。
「先生、竹が必要だよ」「あとかぐや姫の家も」「あとは…」など劇に必要なものをそれぞれ考え、そして「じゃあこうやって作りたい」「○○が必要だね」などと意欲的に劇作りをスタートさせました。
「トイレットペーパーの芯を持ってきたから竹藪作ろう!」と始まった竹藪作り。
たくさんの芯をつなげてみんなで立派な竹藪が出来ました。
(「竹藪には竹の子も必要だよね」と、竹の子も隠れています)
かぐや姫の家はみんなで背景として描くことにしました。
絵本を開き「ここは○○色だよ」と忠実に再現しようとしていました。
こちらはかぐや姫が乗って帰る空飛ぶ車作りです。
「キラキラがいい!」と女の子たちのこだわりがたくさん詰まっています。
大臣たちは、かぐや姫がほしい宝物を渡します。物語では偽物を差し出す為、少し汚れた感じにするなど、どうやったら偽物のようになるのかと考えながら一生懸命作っていました。
満月の夜、月へ帰ってしまうかぐや姫。大きな月もみんなで描きました。無言で作業するくらい真剣な表情を見せてくれました。
かぐや姫が入っている大きな竹作り。絵具が手足についても「頑張ってる証拠だ!」とみんなで言い合い楽しく作業していました。
大道具作りだけでなく、劇のセリフ覚えも友だちと一緒に台本を読み合い頑張ったにじ組です。
総合練習では緊張から「声が大きく出せなかった」と言う子に対し、「大丈夫!本番はまだこれからだから」と優しく声を掛け、友だちと励まし合う場面も見られました。劇作りを通し、クラスの絆も固くなってきました。
発表会まであと1週間、自信を持って舞台に立てる様、励まし背中を押していきたいと思います。温かく見守って頂けたらと思います。