朝晩の寒さが厳しい毎日ですが、あいはら幼稚園では豆まきが行われ、元気いっぱいな声が園庭中に響き渡りました。
「どんな鬼がくるの?」「先生に守ってもらいたいなぁ。」と、朝から心配している子どもたちでしたが、自分で作った鬼のお面をかぶると、「よし、頑張って豆を投げてみるよ。」と、気合いが湧いてきたようです。
鬼退治の前に、幸せをくれる福の神が出てきました。「はぁ~びっくりした。鬼はまだ出てこないのか。」と、胸をなでおろす子どもたち。
福の神役をやってくれたのは、年長のお兄さんお姉さんたちです。「福はうち~」と、福豆を投げてもらい、それに当たることでたくさんの幸せを分けてもらうことができました。
そして、いよいよ鬼の登場です。
「鬼はそと~!」と言いながら全力で立ち向かっていくさくら組さん。
中には、怖くて泣いている子もいましたが、みんなで力を合わせて鬼をやっつけました。
とても強そうな怖い鬼でしたが、あいはら幼稚園の子どもたちの力強い声でたちまち退散してしまいました。
たくさんの豆をぶつけられて、「もうみんなの所には来ません。」と降参する鬼たち。
「お家の人や先生のお話しを聞きます。」、「すぐに泣いたり怒ったりしません。」など、みんなで約束をして鬼と仲直りをしました。
豆をまいて、泣きむし鬼やいじわる鬼を追い出したからか、泣いていた子どもたちにも笑顔が戻り、何だかたくましく、しっかりした表情になった子どもたちです。