先日、修了式を迎え4月からはいよいよ年中組へ進級です。
言葉では「年中さんになる。」と言っている子どもたちですが、まだピンとはきていない様子。
初めての進級で不安も大きいと思います。
“仲良しの友だちはいるかな?”“クラスの先生は誰かな?”など思い、春休みを過ごしているかもしれません。
1年前のひまわり組はお家の人と離れて寂しい気持ちの中、頑張って幼稚園に来てくれました。
“幼稚園はどんな所かな?”不安そうに登園する表情が忘れられません。
まだ、靴を履いたり着替えをしたりするのが一人で出来なかった4月。
5月には近くの公園に遠足に行きました。
初めての園外保育で園バスに乗り、広い芝生や遊具にわくわくの子どもたち。
10月には運動会でパウパトロールになって、お遊戯をしました。
この頃から、踊る楽しさが感じられるようになってきたように思えます。
12月の発表会ではおべんとうバスに挑戦!
友だちと役になりきって、簡単なセリフを言ったり、張り切って踊ったりと楽しむ姿が見られました。
発表することが苦手だった子も発表会を境に楽しく表現出来るようになってきました。
1月の参観で鬼のお面と豆入れを作りました。
お家の人と作ったお面と豆入れで豆まきに臨みました。
鬼は怖かったけど、しっかり鬼に豆をぶつけられたね。
改めて振り返ると、この1年で出来ることが数え切れないほど増えたと思います。
生活面でも、衣類の着脱、嫌いな物にも挑戦したり、身の回りの物をたたんだり出来るようになりました。
制作面は、顔が描けるようになったり、模様を描いたり、ハサミが使えるようになりました。
一人遊びだった子も色々な活動や行事を経験し、友だちとの関りが持てるようになって友だちと一緒に活動する楽しさが分かってきたように思えます。今では困っている子を見つけて、助けようとする姿やトラブルがあった時に仲介に入って解決しようとする姿も見られるようになり保育者を頼らず自分たちでどうにかしようとする様子も見られるようになりました。
3月末には、4月当初では考えられないほどの成長した姿が見られました。
来年度はクラスも変わりますが、自信を持って年中組に進級してほしいです。
最後は進級にあたって、保育室や玩具の大掃除をしました。
ありがとう、ひまわり組。来年度の年少さん、綺麗な部屋で過ごしてね。という気持ちを持って子どもたちが協力して行いました。
一年間、一緒に過ごせた時間は先生たちにとっても大切な時間です。
楽しい時間をありがとう。これからも、みんなのこと応援しています。
年中さんになっても元気いっぱいのみんなでいてね。
保護者の皆様、一年間ありがとうございました。
皆様のご理解、ご協力のおかげで一年間を終えることが出来ました。
また今後とも、子どもたちの成長した姿や伸び伸びと活動している姿を見守っていきたいと思います。