大戸小学校での授業体験の様子をお伝えします。
まずは副校長先生とご挨拶。
大きなテーブルに大きな椅子。
足をブラブラさせながら何だか落ち着かない様子の子どもたち。
最初の活動まで5分ほど待機の時間があり、普段ならすぐに騒ぎ始める子どもたちがシーンと静まり返った状態に。
みんなの緊張が伝わってきました。
その緊張をほぐしてくれたのが5年生のお兄さん、お姉さん。
本来は動物たちとの触れ合い活動の予定でしたが、この日は雨のため室内での活動に。
体育館で身体をたくさん動かして遊びました。
最初はお互い照れくさそうにしていましたが、「一緒に遊ぼう!」「何がしたい?」と優しく声をかけてくれて、ボール遊びやフラフープを使っての遊びが始まりました。
不安そうな表情があっという間に笑顔にかわり、小学生との関わりの中で楽しい時間を過ごしました。
続いては図工室へ移動。
お絵描きの時間です。
テレビの画面や写真を見ながら、みんなでヤギを描きました。
図工の先生が一つひとつお手本を見せながら丁寧に教えてくれたので、みんな安心して取り組むことが出来ました。
顔、体、足・・・など、お手本を見ながら描いていきましたが、出来上がった絵はそれぞれ全く違う絵に。
みんなの個性が出ていて面白かったです。
次は音楽の授業。
教室にはたくさんの楽器が並んでいて、さっそく興味をひきつけられました。
「この楽器は知っているかな?」
先生の問いかけに「タンバリン!」「小太鼓!」「音楽会でやったよ!」など、積極的に答える子どもたち。
「よく知っているね。」「すごいね!」と褒められて得意げになるみんなの表情がかわいらしかったです。
この授業の最後は「3時のおやつ」というゲーム。
ショートケーキ、ドーナツ、シュークリーム、それぞれポーズを作るのですが、先生と同じになったら負けというルール。
教室に笑い声が溢れ、最後の授業でようやくいつもの子どもたちの姿が見られました。
最後は楽しみにしていた給食です。
普段とは違い、一つひとつお皿やお椀に盛られた温かいご飯。
デザートにはスイカも!
みんなモリモリ食べて、おかわりもするほどでした。
副校長先生が給食を食べる様子を見て、「お行儀が良くてびっくりしました。」とのお言葉をいただきました。
帰りのバスの中。
何だかみんなほっとした表情に見えました。
小学校ってどんなところだろう?
どんなことをするんだろう?
期待や不安もあったと思いますが、この授業体験を通してさらに期待が高まり、安心感も持てたのではないでしょうか。
最後は「また行きたい!」との声も。
充実した時間を過ごせたようです。