いよいよ今週末は発表会です。
子どもたちは今からとっても楽しみにしています。
10月下旬、いくつかのお話で劇遊びをしたあとに「発表会で大きなかぶの劇でやってみようと思うんだけど…」と話をしました。子どもたちは「やってみたい!」「早くやりたい!」と期待感でいっぱいの反応をみせてくれました。
まずは役決めです。色々な役で遊んだ後、一つの役に絞って自分のやりたい役をみんなで伝え合いました。一つの役に集中してしまったり、希望する子がいない役、やりたい役はあるのに決断しきれない姿…すんなりとは簡単に決まらなかった役決めでしたが「大きなかぶ」のすべての登場人物には大切な役割があるということをみんなで話し合い考えました。その中で少しずつ自分の気持ちだけではなく、クラスのことや劇のことを考えてくれる子、お友だちのことを思いやる場面も見られるようになって全員の役が決まりました。
役が決まったら自分の役に必要なものを作り合いました。
おじいさんはくわ、おばあさんはエプロン、まごむすめはじょうろ、動物さんたちはお面、ちょうちょうさんは羽を作りました。
かわいい模様をつける等それぞれがこだわった小物作りはやる気へとつながったようでした。
それぞれの役に必要なものがそろったら次はいよいよ大道具!
「大きなかぶのお話に必要なものは・・・?」
「はたけ!」「大きなかぶ!」
絵の具や新聞紙を使ってみんなで楽しみながら作りました。
今年は音楽劇、去年とは違って音楽に合わせながら、自分たちで考え動くようになります。
練習当初は戸惑うことが多かった舞台への出入りも、練習を重ねる中でよく覚え、今では役同士声を掛け教え合いながら動けるようになりました。
「声が大きいね!」「元気いっぱい踊って上手だね」友だちが褒められる姿を見て刺激を受ける姿も、成長の一つなのかなと感じます。
「今日は元気に踊ることを目標にしようね。」等、その日その時の目標に向かって頑張って出来上がったぱんだ組の音楽劇「おおきなかぶ」。
「当日頑張る姿を見せてびっくりさせようね!」
と子どもたちと話しています。
ぜひ当日をお楽しみにしていてください。