初めての運動会は休む子もなく、全員が元気に参加することができました。
おゆうぎでは、子どもたちが魔法使いに変身しました。
上手に踊れるようになると魔法がかかり、箱からステキな物が届くことがわかると
おゆうぎだけでなく、他の競技も一生懸命に練習するようになりました。
箱から衣装のスカートやズボンが出たり、ネズミの耳が出てくると、
その度に「きゃー!!」「やったー!!」と大喜びでした。
本番前日。魔法使いから手紙が届き、子どもたちのやる気はさらに高まりました。
当日は中からプレゼントではなく魔法使いが登場すると、いつも大騒ぎな子どもたちも
「……。」
あまりの驚きに固まっていました。
演技が終わり、部屋に戻ったころに嬉しさがこみ上げてきたようで「魔法使いが出てきたね!」「びっくりした!」と感想を言い合い、喜んでいました。