高尾山の遠足に向けて、友だちと協力して活動を進められるように『幼稚園探検ゲーム・図鑑リサーチゲーム』を行いました。
まずは、数人のグループを作り、役割を分担し、『問題を読む役・答えを書く役・答えを発表する役・意見をまとめるリーダー役』を決めていきました。
しかし、最初から上手くはいきません。「ぼくが書きたかったのに。」「リーダー役をやるのは嫌だな。」と、意見がぶつかる様子が多く見られました。
思い通りにいかない時の気持ちの伝え方や、表現の仕方を模索しながら、円滑に進むように“協力”の意味を考えていく子どもたち。
時には我慢したり、相手の気持ちを汲み取ろうとしたり、子どもたちなりに色々な思いを巡らせながら協力する意味を考えていたようです。
『ホールに時計はある?・ぱんだ組のカーテンの色は何色?』『この国旗の国はどこ?・この標識の名前はなに?』みんなで協力して調べないと分からない問題を出しました。
文字にあまり関心が無かった子も図鑑の文字を模倣して書いてみたり、スラスラと問題分を読む友だちの姿に憧れたりと、この活動の中には多くの学びがありました。どれも大切な学びです。
仲間を置いていかないよう気をつけたり、人任せにせず自主的に参加したりする姿が多く見られ、とても嬉しくい思いました。
それぞれがとても頼もしく立派で、多くの成長を感じ取ることができとても感動しました。
子どもたちが中心となって活動を進める体験は、とても意味のある大切なものとなったと思います。