1学期の研究活動は、『心を通わせる遊び・信頼関係を育む遊び』を行いました。競ったり、勝敗がついたりする遊びではなく、簡単な動きやルールの元で楽しめる内容なので、皆が安心して参加することができました。
一人ではやらないことも、みんなと一緒にやる機会があると自然と輪に入っていくことができ、“やってみたらおもしろかった”、“できた”という手応えを感じ始めた子も多く見られました。
「みんなと遊ぶことが楽しい、横にいる子のことや保育者のことをもっと知りたい、この子は面白い子だな、優しそうな子だな、仲良くしてみたいな。」など、この経験が友だちの輪を広げるきっかけとなったようです。
2月期の目標は次の通りです。
年少:友だちと『同じ遊び』をすることに興味が湧きはじめる。
年中:『友だちと力を合わせてできた』という気持ちを感じる。
年長:遊びを提案する中で、『自分の思いを話したり、友だちの話を聞いたり』する。
目標に沿った活動を多く取り入れていきます。
2月期からは、仲間を意識し、「友だちと力を合わせてできた。」と感じられるような活動内容を考えていきます。
そして、遊びに必要なルールを知り、守って遊ぶことの面白さや楽しさを知ると同時に、ルールが守られないと遊びが成立しないことを理解できるよう促していきます。