10月は、学年で4チームに分かれて「ロープくぐり」を行いました。
ルールを説明します。
➀ロープを持つ人2人、他の子は1列になって並ぶ。
②ロープを持った2人はロープを持って走る。全員跳んだら、列の子はしゃがみ、ロープの子はロープを持ち上げて列の先頭まで走って座る。
③全員しゃがめたチームが勝ち。
1回目のロープくぐりでは初めてということもあり、どのチームも慎重。跳ぶこと、跳ぶ子に合わせることに必死でした。
しかし、回数を重ねると、みんなで力を合わせる必要があることを知り勝ちたい・負けて「悔しい」気持ちが芽生えてきました。
そこで、次回のロープくぐりゲームに向けて、各チームで作戦会議をしました。
こちらはにじ組の様子です。1回目のロープくぐりで負けてしまった経験もあり、勝ちたい・悔しい気持ちからかチーム全員が話し合いに集中していました。ロープを持つ人を決める時には、ジャンプが得意な子、足の速さに自信がある子など子どもたちになりに考えて話していたり、ただじゃんけんで決めるのではなく「~~だからじゃんけんしよう」とチーム全員が納得したうえでじゃんけんの手段を選択したり・・・作戦会議の様子から、チームの一体感や成長が感じられました。
作戦会議後は、子ども同士で声を掛け合い練習する姿も。保育者の合図ではなく「いくよ!」「せーの!」とチームに呼び掛けたり、「背の順の方が飛びやすいかな?」と実際に動いてみることででてくる問題について考えたりと、子どもたちなりに話し合いや練習を重ねていけばいくほど心はひとつになっていました。
どのチームも作戦会議を終えた2回目のゲームです。1回目の時よりも跳ぶ子もロープを持つ子も息がピッタリで、勝敗に対する意識も強くスピード感が違いました。2回目はどのチームも、チームを意識し対決を楽しむ姿が見られました。
今回のレクリエーションを通し、協力することや友だちと活動を進めるという、9月の目標に沿って取り組むことができ、子どもたちの成長に感心しました。また、運動会の練習と並行して取り組んだことで、組体操・リレーで学んだ仲間意識や勝敗に対しての気持ちが活かされてチームの一体感を感じることが出来ました。今後の成長も楽しみです。