1月は、「いいところさがしゲーム」で遊びました。
ルール
①グループになる。(今回は机のグループで行いました。)
②1人が“いいところを言われる人”、他の子が“いいところを言う人”になり、対面して1列になる。
③「よーい、スタート!」の合図で一人ずついいところを言っていき、列の後ろにつく。言われた人は「ありがとう。」と言う。
④グループの全員が言い終わったら座り、早く座れたチームが勝ち。
今回は、グループ内の今日の当番が“いいところを言われる人”です。「よーい、スタート!」の合図で、当番のいいところを伝えていきました。
「いつもにこにこで可愛いね。」「ありがとう。」
「いつもお返事がかっこいいね。」「ありがとう。」
速さを競い合うゲームですが、嬉しくなるような温かい言葉たちが飛び交いました。いいところを言われた当番は、複数名の友だちに褒められ認められなんだか照れくさい様子。いいところを言った子どもたちも、友だちのいいところに気づき伝えることで良い気持ちです。
とはいいつつも、さすが年長さん。速さが求められるので簡潔に伝えようとする姿、素早く列の後ろにつき座る姿がみられました。勝ったチームは大喜び!順位が低かったチームは、悔しさを味わいながらも、当番のいいところをじっくり考え、丁寧に伝える姿が印象的でした。
1月の目標「友だちのいいところに気づき、一緒に楽しく過ごす」を達成するための手立てとリンクしていたことから、子どもたちも前向きにゲームに参加していた印象です。友だちの新たな一面を知ったり、他児からどのように思われているのかを知ったりするきっかけになりました。
いいところを言われる経験や言う経験を通じ、自然と他児のいいところを探し、気づき、注目し、意識することができるようになりました。