年少の2・3月研究活動は、『ひょうたん鬼』を行いました。
ルールはとても簡単です。
①地面にひょうたん型の図を描き、鬼以外の子はひょうたんの中に入る。
②鬼役は、ひょうたんの外側から周りを回りながらひょうたんの中にいる子にタッチする。
③ひょうたんの中を逃げている子は、鬼に捕まったら鬼役にかわる。(鬼が増えていく)
鬼は、ひょうたんの細くくびれているところをジャンプして飛び越すことができるので、どの子もとても楽しそうです。
捕まえられるぎりぎりの限界に立ちスリルを味わったり、ただひたすら逃げ回るのを楽しんだり、鬼に触られないような距離感を保ったり、考えながら動くことができていました。
レクリエーションの時間が終わった後も、「ねぇ、ひょうたん遊びの続きやらない?」「うん、やろう、やろう。」と誘い合いながら遊びを続ける子どもたち。
今までは、保育者が介入しないと成立しなかったのですが、この遊びは、ルールが分かりやすいからか、子どもたちだけでも遊びを進めることができました。
1年間行ってきたレクリエーション活動も今回が最後です。
友だちと同じ遊びを楽しむ体験をたくさん積んで、“みんなといると楽しい”、“友だちって良いな”という気持ちが生まれてきました。
他クラスとの交流も深めてきたので、会うと自然に挨拶を交わす様子も多く見られます。友だちの輪が格段に広がり、初めての活動にも戸惑うことなく参加できるようになってきた子どもたち。初めての進級、クラス替えに向けた大切な経験となったと思います。