5月の園内研究の活動内容をお知らせします。
年長最初のレクリエーションは「信号ゲーム」です。
「信号は何色があるかな?」
まずはみんなで、信号の色や役割を振り返りました。信号の仕組みを理解してからルール説明をすることで、イメージしやすくゲームに対しての意欲に繋がりました。
○遊び方
➀スタートラインに立つ。
②指示された色に従って動く。
・赤は止まる。青は一歩進む。黄色は一歩下がる。3色以外の色を指示されたらスタートラインに戻る。
★3色以外の色を指示したら指示役が追いかける、グループ対抗、色を英語で指示するなど、色々なルールで楽しめます。
ワクワクしながら指示を待つ子どもたち。
しっかり保育者に注目して、次に何色が言われるのか予測したり期待しながら聞こうとする姿勢が見られました。赤色を指示されると「おっとっと~」とスリルを味わい、3色以外の色を指示されると「キャーー!」と楽しそうな声をあげながら全力でスタートラインに走り出しました。簡単なルールなので、早い段階でゲームに慣れ親しんでいました。
遠足の日には、広い芝生で「信号ゲーム」を楽しみました。保育者の指示ではなく子どもたちが指示役になってゲームに挑戦です。
指示役をお願いすると「はい!」「やりたい!」と続々と手が挙がりました。子ども主体となってゲームを進めることができる喜びを味わっていたようです。
友だちの指示をよく聞いて、体を動かします。自信がある子は「青」を指示されると大きく前へ出る挑戦的な様子や、自信がない子や控えめな子は少しずつ慎重に動く様子が見られました。動き方はそれぞれでしたが、全員がルールを理解して楽しく行えました。
指示をしっかり聞こうとする姿勢や指示理解が出来ている様子が、遊びを通して見られました。聞く力と瞬時に体を動かす力が求められる、指示通りに動けても間違えても盛り上がる「信号ゲーム」。ご家庭でも遊んでみてください。