年少の研究目標は『〇〇になりきって体を動かす』です。跳び箱ならうさぎ、鉄棒ならだんごむし、じぐざぐ走ならへびとイメージがつきやすいよう子どもが知っている動物に例えて練習を行っています。また、挑戦したらチャレンジカードにシールを貼ることが出来ます。
こちらはじぐざぐ走の様子です。園庭に曲線を引き両手を合わせて線の上を走ります。
線からずれないようにみんな必死でしたがなんだか楽しそうでした。
ホールでもコーンを置いて行いました。
前転は保育者の補助がなくても出来る子、補助があっても怖がる子がいました。
怖がる子も頭を中に入れおへそを見るよう促すと保育者の補助と共に回ることが出来ました。
順番がきた子もこれからやる子もお友達の動きをしっかり見て待つことが出来ました。
跳び箱も初めは怖がり、1人でやることが難しい子が多くいましたが、うさぎのジャンプを想像しながら跳んでみたり、跳び箱に手をついたらすぐに肘を伸ばすことを繰り返し伝え、意識して行うことで段々と出来る子が増えてきました。出来るようになると表情の変化が見られました。初めは顔が強張っていましたが、出来るようになると達成感から笑顔が見られたり、繰り返し練習をして自信に繋がると得意気な顔で挑戦する子も出てきました。
動物に例えて行うことでイメージしやすく、「今日はにょろにょろへびさんがいいな」などの発言から楽しみながら挑戦する子が多くいました。チャレンジカードにシールを貼れることも励みになっているようで「今日もこれやったらシール貰える?やったあ!」などご褒美のために挑戦する子もいました。
運動が苦手な子、得意な子、それぞれですがこれからも出来る、出来ないではなく挑戦する姿勢を認め褒めていきたいです。