発表会練習と並行して、11月は各クラスで、12月は全体でどんぐりんテストを実施しました。
寒くなってきましたが、どんぐりんテストに向けて練習に励む子どもたち。最初は「どんぐりんテストってなんのこと?」とイメージが湧かなかったり、初歩的な技からスタートしたので「こんなの楽勝!」と得意げに挑んでいましたが・・・
難易度も上がり合格する階級に個人差が出てくると、どんぐりんテスト前に保育者が声を掛けなくても自主的に縄跳びの練習をする子がぐんと増え、前月合格できなかった子は悔しさをばねに何度もあきらめずに練習する姿に感心する日々でした。「合格したい!」という気持ちが行動として現れていました。
こちらは12月に全体で実施したどんぐりんテストの様子です。今回は一番上の階級“赤どんぐりん”(交差跳び1回)に挑戦する子も多くいました。難易度が高くなったこと、そして合格したい気持ちも強く今までにない緊張感を持って挑む姿が印象的でした。諦めずに挑戦する子を見て、自然と「がんばれ~!」と声援がうまれたり、一緒に回数を数えたりと、個人のテストではありますがみんなで取り組む姿勢が素敵でした。
今回のどんぐりんテストで、赤どんぐりんまで到達した子、あと一息だった子、自分のペースで目の前の階級に一生懸命挑戦する子、と結果は様々でしたが、テストに向けて練習する姿や友だちの挑戦を応援する姿に成長を感じました。この日のためにお家でも一生懸命練習して、合格した子もいました。
テスト後の外遊びでは、縄跳びを手にする子が多く驚きました。「○○ちゃんみたいになりたい。」「次は絶対合格するぞ。」とテストの時にみた友だちの姿も刺激になったようです。できるようになりたい気持ち、できて嬉しい気持ちから「先生、見てて!」という声があちらこちらから聞こえてきました。その子どもたちの表情はとても生き生きしていて、階級問わず友だちとひたむきに練習する姿がありました。
「みてみて!全部合格したよ!」
頑張った分だけ、いつのまにか縄跳びがこんなにもカラフルになりました。できたことが目に見えてわかることも、大きな喜びと向上心に繋がっています。1月のどんぐりんテストはおやすみ。2月、3月のどんぐりんテストでは新たなどんぐりんも増えるとか…?
誰にだって得意不得意はあります。至るまでの過程を大切に、励ましながら、さらに上を目指して挑戦して欲しいなと思います。
縄跳びを持ち帰りました。たくさんの色テープは頑張った証です。たくさん褒めてあげてください。
12月半ばには、第2弾のチャレンジカードもスタート!新たな項目もあり、ひとつひとつ説明すると「よっしゃー!」「これできる!」「はやくやりたい!」と盛り上がりました。
以前は「雲梯なんてできないよ。」「縄跳び苦手なんだよな。」と弱音を吐いていた子もいましたが、研究活動だけではなく運動会や、発表会、色々なことを乗り越えた今「やってみよう!」と前向きに挑戦する子が明らかに増えました。3学期も、多くのビンゴを目指してみんなで楽しく取り組んでいこうと思います。
12月のげんきっこタイムは「ダンシング玉入れ」でした。エビカニクスをみんなで踊り、笛が鳴ったら玉入れ開始!踊る、玉入れをする、の繰り返しが面白くて、学年問わず楽しいひとときとなりました。寒い季節、楽しく身体を動かして心も身体もポカポカです。
一人ひとりの成長が感じられた2学期。みんなの一生懸命な表情、自分の実力と向き合い目標に向かって頑張る姿が素敵でした。今後の成長も楽しみです。
また3学期、元気いっぱいの子どもたちに会えることを楽しみにしています!