いよいよグループ活動が始まりました。
「誰もいないから先に職員室へいこう!」「英語教室が一番近いよ!」とさっそくグループで考えながら、園舎に散らばる7つのグループたち。どのような姿を見せてくれるのか、なんだか保育者もワクワクしてきました。
「おにんぎょうあったよ!」「(ほかのグループに見られないように)こっちでかこう!」
ほかのグループに答えを知られないように、移動したり…
クラスで活動している部屋であれば外から静かに調べたり…
「あと何個かな?」「次はどこ行く?」
一度立ち止まってグループで考えたり…
それぞれの役割を果たし、しっかりとグループで行動していた子どもたち。
うっかり廊下を走ってしまったり一人で進んでしまったりしても、グループの誰かが気づき子ども同士で声を掛け合う姿に驚きました。仲間がそろっているか確認し置いていかないように周りを見たり、答えを書いている様子をみんなで見守ったり、人任せにせず意欲的に参加したりと、グループを意識して楽しく活動する姿にとても感動し嬉しく思いました。
全てのグループが嬉しそうに虹組に戻ってきました。しかし、まだグループ活動は終わりません。グループで調べた答えを発表してもらいました。「自分のグループと答えが違うな。」7つのグループがあれば答えの表現も見方も様々です。そこで、最後はみんなで幼稚園を探検し答え合わせをしました。
答えが合っていることがわかると「やったー!」とガッツポーズをして喜んでいました。答え方がグループで異なっていても、「確かに黄色もあるね。」「その答えも正解だね。」と新たな発見もありました。
「またやりたい!」「楽しかった!」と多くの声が上がったグループ活動。
今回の活動を通して、クラス目標「遊びや経験の中で友だちのよさを認め合い、仲間の大切さに気付く」に一歩近づけたのではないかと思います。
翌日、そんな思い入れのあるグループとお別れをして席替えをしました。最後にハイ、チーズ!
また新たなグループで、新たな子ども達の一面を見られることが楽しみです。