「虹組の部屋から紫陽花が見えたー!」
ある子が窓から見える紫陽花を発見。その声に次々と子ども達が集まり興味津々の様子だったので、みんなで観察をしに行きました。色、花びらの数、におい・・・友だちと気づいたことを共有し合って季節の花に親しみを持っていました。
そんな紫陽花が綺麗に咲く6月の製作のテーマは「梅雨」。折り紙でかたつむり、にじみ絵で紫陽花を表現しました。
こちらはにじみ絵の様子です。最初に真っ白の紙を水で塗らすことを伝えると「なんで水だけ?!」「色がつかないよ!」と驚く子ども達。
そこに色を乗せると・・・じゅわ~っと色が広がりました。「すごい!」「綺麗だね!」と気持ちを言葉にしながら、にじみ絵を楽しんでいました。友だちの反応を見て、夢中になったり不安だった子は「やってみよう」という気持ちになったりと良い刺激を受けていました。
全てのパーツをのりで貼ったらマーカーで仕上げです。何度も線を書き足して大雨を表現する子や雨が上がって大きな虹を描く子、赤ちゃんかたつむりやカエルさんを描く子と表現は様々。同じパーツでも同じ雨でも一人ひとり違った個性溢れる素敵な作品が完成しました。
最後はみんなで鑑賞会をしました。自分の作品を紹介する子や作品の違いを楽しむ子、ただじっとみんなの作品を眺める子など、まるで美術館のような雰囲気でした。製作をするだけではなく、季節の花を観察したり完成した作品を観たりと様々な形で季節「梅雨」を楽しみました。
こちらの素敵な作品は、6月下旬に大戸郵便局にて展示します。郵便局へお立ち寄りの際は、ぜひご鑑賞ください。
おわりに・・・
雨が降ると「てるてる坊主急いで作らなきゃ!」と呼び掛け合う子どもたち。子どもたちのてるてる坊主のおかげで天気の日が続き、思いきり外遊びを楽しんでいるにじ組さんです。