校舎の中に入り、向かった場所は図工室。
幼稚園から持ってきたクレヨンで何を描くのかな…?
図工の授業体験をさせていただきました。
「最初に触れ合ったヤギの特徴を覚えているかな?」先生が問いかけると次々と手を挙げ答える子ども達。
先生や保育者も、その子ども達の意欲的な姿勢に驚きました。餌をあげたり触れあったりする中で、子ども達はしっかりとヤギの観察をしていたようです。
顏、角、耳、しっぽ…子ども達が発言したヤギの特徴や、先生が教えてくれたヤギの描き方を元にヤギの絵を描き始めました。子ども達は、首輪の色や角の形、広場にあった山や木などよく覚えていて上手にクレヨンで表現していました。ヤギだけではなく餌をあげている自分の姿を描く子や黒板に掲示してあったヤギの写真をじっくり見て模写する子もいました。
最後に、描くうえでどんなところを頑張ったかをグループごとに全員が発表しました。事前に伝えていませんでしたが、先生や友だちのお手本を見てしっかりと発表できました。どれも個性が出ていて素敵な作品ばかりでした。
図工の次は音楽室へ移動し、音楽の授業体験をさせていただきました。
幼稚園で演奏したことのある楽器から見たことのない楽器まで、演奏しながら紹介してくれました。楽器の名前を次々と答えていた子ども達、音楽の先生に「音楽に詳しいですね!」と言っていただけて嬉しそうでした。身を乗り出して興味津々に話や音色を聞いていました。
音楽の授業は「歌う」「演奏する」だけではなく「聴く」「観る」こともするよ、と教えてくれました。
すると、みんなが良く聞いたことのある「ピタゴラスイッチ」のメロディが・・・
思わず楽しくて面白くて笑顔になっていた子ども達。親しみのあるメロディも楽器で演奏していることを観て学び、ひとつかしこくなった虹組さんでした。
最後はお待ちかね!みんながずっと楽しみにしていた給食です。
「美味しい!」
「温かいね。」
「おかわりだ。やったー!」
と終始嬉しそうに食べていました。
あっという間に過ぎた授業体験。
写真や話ではイメージが難しい小学校の教室や授業の様子ですが、今回の授業体験が就学への期待に繋がる貴重な体験になったと思います。「楽しかった!」と大満足な様子のにじ組さんでした。