こちらは卒園文集の表紙を色塗りしている様子です。
普段は机での活動がほとんどですが、月間絵本や折り紙、ちょっとした書き物など「椅子を机にしようか!」と提案すると、いつも「いえーい!」と喜んでいたにじ組さん。いつもの日常にほんの少しの変化をつけるだけで、子どもはワクワク!新鮮な気持ちで活動に集中してくれました。
色塗りやお絵描き、製作など、いろいろな色を使ってカラフルな模様にすること、虹を描くことが多かったにじ組さん。「せんせい、みてみて!」と見せてくれる作品はカラフルなものばかりでした。今回の卒園文集の色塗りでも、大きな虹を描く子やカラフルに塗る子がほとんどで、カラフルな卒園文集に仕上がりました!
「よーい、どん!」
掛け声とともに走り出す子どもたち。最後の大掃除は床拭き集中コース!馴染みのある曲を流しながら、1年間過ごした大好きなお部屋を隅から隅まで綺麗にしました。
キャーキャー言いながら楽しそうに掃除をしていた子どもたち。とってもきれいになりました。一仕事終えておなかペコペコになったところで、最後の給食の時間です。
いつものように、給食ボックスから給食を運び出す子どもたち。するとあれあれ?大きな紙が見えてきました。「ねえねえ、せんせいなにかはいってるよ?」の声にざわざわするにじ組さん。
それは、いつも給食をにじ組まで届けてくれた清水さんからのお手紙でした。静かにじっくり手紙の内容を聞く子どもたち。その温かいメッセージに涙を流す子もいました。ひとりひとりの名前も書かれていて、自分の名前が読み上げられると友だちと顔を見合わせて嬉しそうにする姿が可愛かったです。
最後の二日間は、大好きな仲良しの友だちと好きな席で給食を食べました。この1年間、時間やお箸の持ち方を意識して過ごしてきた給食の時間。先生や友だちに励まされ、時計を意識して時間内に食べられるようになったり、食べる量が増えたり、苦手な食べ物も自ら挑戦したりと成長もたくさんみられました。この日も残さず食べる子がたくさん!シールノートに描かれたはなまる5枚を嬉しそうに眺めていました。
心も体も大きくなりなんだか頼もしく思えるみんなの後ろ姿。この光景がみられるのもあと何日だろう、と何気ない日常に幸せを感じた一日でした。