「見られないようにこっちで書こう!」
「エプロンにいろんな色があるなあ…。」「からふるって書くのはどう?」
「ぴってどうやって書くの?」「僕書けるよ!」
「おにんぎょうあったー!」「どらえもんだ!」
それぞれの役割を果たししっかりとグループで行動していた子どもたち。うっかり廊下を走ってしまったり、一人で進んでしまったりしてもグループの誰かが気付き、子ども同士で声を掛け合っていました。どのグループもたくさんの助け合いと優しさで溢れていました。
にじ組に戻ってきた5つのグループ。グループみんなでじゃんけんをして待っていたり、隣のグループに見られないようにバインダーを隠していたりと部屋中賑やかでした。ミッションを終えた子どもたちは、みんなにこにこ笑顔。どのグループも仲の良さが深まっていたこと、それがグループ活動を通しての一番の変化でした。最後に答え合わせをしてグループ活動はおしまい。5つのグループがあれば、答えの表現も見方も様々で、同じ回答もあれば異なる回答もあり、盛り上がりました。
グループ活動後に席替えを行い、現在はまた新たなグループで過ごしています。机のグループはもちろん、自由にグループを組んでゲームをしたり、ゲームでグループを作ったりと、友だちの輪を広げながら仲間と一緒に助け合い活動する機会を多く取り入れています。普段はグループごとに給食を食べていますが、先日は、グループではなくみんなでひとつになって給食を食べてみました。
いつもの日常を少し変えるだけで、子どもたちは大喜び!みんなの楽しそうなとびきりの笑顔とわいわい賑やかな空間にとても嬉しくなりました。みんなで食べていると「なんか家族みたい!」という声も。みんなで同じ話題で盛り上がったり、遠くの友だちと顔を見合わせて笑ったり、楽しかったです。「またパーティー席がいい!」と子どもたち。今度は21人みんなでパーティーを開けるといいね!
グループ活動後、「楽しかった!」「次はいつやるの?」と嬉しい声を沢山聞かせてくれたにじ組さん。今回の経験を通してクラス目標「遊びや生活の中で友だちの良さを認め合い、仲間の大切さに気付く」に一歩近づけたことと思います。今後の成長がますます楽しみです!