子どもたちが楽しみにしていたグループ活動。
「先生からみんなに挑戦状だよ!」その一言だけで、「なになに?」「どんなミッション?!」と期待が膨らんでいました。にじ組には5つのグループがあります。この2か月間、机を共に過ごしてきたグループの仲間たち。話し合いや当番活動など日頃からグループ内で声を掛け合ったり助け合ったりする機会を設けていたため、グループに慣れ親しみ仲間意識が芽生えてきたように思います。
6つのミッションを知ると「はやくやりたい!」という気持ちがより高まっていた子どもたち。でも、ただ答えを探しに行くわけではありません。グループみんなで力を合わせてミッションに挑みます。楽しく活動ができるように、“ひとりぼっち行動”がないように、3つの約束を守ってミッションクリアできるかな?
一人ひとりが力を発揮できるよう、リーダー・書記・行き先を決める人・発表する人を話し合いで決めていきました。「リーダーがいい人!」とリーダーシップがある子が話し合いを進めたり、「被ったからじゃんけんしない?」と提案したり、「字書けるよ。」と得意分野を伝えたり…話し合いの進め方は様々でしたが、どのグループも身を乗り出して意欲的に話し合いをする姿が印象的でした。
役割が決まったら用紙に必要事項を書いていきます。誰かが書いていると体を前のめりにして見守っていた仲間たち。「私が書いてあげようか?」「こう書くよ。」と文字に不安な子や困っている子に教えよう、寄り添おうとする姿にほっこりしました。
グループ活動の約束を振り返り、にじ組に戻ってくる時間を確認したらミッションスタート!リーダーを先頭ににじ組をあとにする5つのグループたち。保育者もドキドキワクワクしながら後を追いました。
しっかり整列して行動する姿にほっこりしたり
ひとりぼっちにならないよう電車のように仲良く移動するグループに遭遇したり
なかなか立ち入ることのない職員室に恐る恐る歩み寄る姿も。
園内のあちこちで見かけるグループごとのやりとりが微笑ましかったです。
みんな!長い針が4になったらにじ組で会おうね!!➁に続く