洗面所の隣は寝る部屋。ベッドではなく、敷布団派のようです。なので人数制限はなく、いつも5,6人の子たちでぎゅうぎゅうになって寝ていました。(じゃれあっていました)カラーポリ袋を夜空のようにみたてたアイディアがロマンチックです。寝る部屋には窓があり、顔をのぞかせては外にいる先生や友だちとやりとりしていました。
そして外には牛小屋。発表会で一緒に活躍しためうしに、豆の木でお家を作りました。芝生や、水、麦などのえさも自分たちで発想し、作り進めていました。毎日毎日自由時間になると散歩してくれる子たちがいて、カラカラ音を立てて部屋中をお散歩しています。時には配達の役割をしてくれたことも。その光景はにじ組の日常です。最近はテラスも散歩させていました。牛小屋ができると、めうしはにじ組のペットのような存在となり毎日可愛がっていました。
あえて約束やルールを決めず、遊んで1週間が経つと、「寄っかからないで!」「人が多すぎる!」と楽しいだけでなくピリピリした様子がありました。そこで、みんなで遊び方について話し合いました。遊び方、約束が決まった後の家遊びでは、話し合った内容を意識し気持ちよく遊び進める姿がありました。
遊びもさらに充実し、家族の役からブロックの武器を持った泥棒役まで自分たちで配役を決めて、タワーの中でひとつの遊びを展開する姿にはいつも嬉しくなっていました。タワーで過ごす姿はまるで家族のようでした。
約束がないときとあるときの遊びの違いを実際に経験できたことで、改めて約束やルールの大切さを感じることができたことと思います。「出るときは元通りにする、修理をする」この約束を徹底しているからこそ、1か月以上毎日遊び尽くしても形を保てていました。
牛小屋に隠れてつまみ食いをしている子を発見!
へいおまち!とシェフもいました。
寝る部屋は小窓があるので、いつも覗くと賑やかでした!
洗濯機もいつのまにか秘密基地のようになっていました。④に続く