「みんなで協力する」がテーマの動物づくり。動物の形や色を決めたり、材料を選んだり・・・「どうする？どうする？」「それいいね！」ととっても楽しそうに話しながら決めているグループ、どうしたらよいかわからず、みんな黙っていて進まないグループ、自由気ままに作業しはじめるグループ・・・と様々。「足はこの棒がいい。」「だけど折れるから変えようよ。」「えーやだー。」「顔も重いから箱を変えようよ。」「えーやだー。」となかなか意見が合わない場面も。ですがこれも経験のひとつ。担任も途中口を挟みながら、『こんな時どうしたらいい？』と子ども達に聞きながら進めていきました。「箱を変える。」「いいよって言う。」などの意見が。意見を言ったり、我慢したり、友だちの意見に合わせたり・・・子ども達にはまだまだ難しいのですが、意見が合わせられるようになっていくにつれ、「いいね！」と楽しそうに盛り上がっている子ども達。こういうやり取りから、協力できるようになるんだな・・・と思いました。

きりんグループは、最初あまり相談せずに作り始めてしまったので、足や首が何度も倒れてしまい大苦戦。ですがみんなで話し合って決めないと上手く進まない事に気づいた子が、声を掛け始めました。「牛乳パックに変えよう！」「ここをこうしよう！」と協力しだしたら、きりんの体が出来上がりました。

体の色が決まったグループから色塗り開始です。「ここは何色だっけ？紙見てくるね！」と、とっても楽しそう。「私はこっちを塗るね。」と、みんなで分担しながら絵の具だらけになって塗っていました。

別の日。絵の具が乾いたので、様々な材料から、顔やしっぽなどを作って完成させていきました。

出遅れていたきりんグループも、色塗りまで進みました。「おー！きりんになってきた！」と楽しそうです。