3学期初のイベントは餅つきと鏡餅づくり!
登園するとお部屋まで漂う煙のにおいに、「もちつきはやくやりたい!」と期待を膨らませる子どもたちでした。
トップバッターはつき組さん!「1,2,3,4,5!」と一人5回ずつ餅をつきました。見守るみんなの掛け声がパワーとなり、重たい杵も自分の力で持ち上げて、大切に大切にお餅をついていました。餅つき後、子どもたちに感想を聞くと「楽勝だった!」ようです。さすが年長さん!
「つぶつぶがなくなったかな?」
みんなが一生懸命ついたお餅に興味津々の子どもたち。理事長先生がお餅をびよーんとのばして見せてくれると、「わー!」「お餅だー!」と大興奮でした。この後の鏡餅づくりに期待が高まります。
保育室に戻ると早速飾りづくりスタート!今年も年長児が年少・中クラスの鏡餅を手作りし届けに行きます。つき組の担当は、つき組、うさぎ組、さくら組。橙・四方紅・御幣グループに分かれて3クラス分の飾りつけを製作しました。「鏡餅いつ届くかな?」と楽しみにしながら各グループ頑張って作っていました。
翌日、鏡餅がお部屋に届くと「触ってもいい?」と興味津々!「白い粉がついてる!」「かちこちだ!」「これ食べれるの?」となでたり、つんつんしたり、持ち上げたりと一人ずつ鏡餅に触れてみました。なかなかできない経験に嬉しそうでした。
さあ、いよいよ鏡餅を完成させます!それぞれ担当した飾りを順番に飾っていきました。少しずつ仕上がっていくたびに「わー!」「おー!」と歓声が上がりました。ドキドキワクワクしながらみんなで完成を見守っていきます。
そしてついに最後の飾りつけ!慎重に飾る橙グループの様子を、「頑張れ・・・」「落っこちないようにね。」と真剣な眼差しで見守る子どもたち。ようやく3クラス分の鏡餅が完成すると「できたー!」と拍手が起こりました。年長児の役目ということで、達成感で満ち溢れている様子でした。
完成した鏡餅を大切に大切に運んで、うさぎ組とさくら組に届けに行きました。
みんなで声を揃えて「あけましておめでとうございます!」と元気いっぱいに新年の挨拶をして、鏡餅を手渡しました。うさぎ組には、「ハッピーニューイヤー!」とその日の英語教室で学んだ英語バージョンもお披露目しました!
また、鏡餅はどうして飾るの?どうして鏡餅って丸いの?と鏡餅の豆知識をクイズにして伝えました。どのクイズも声を揃えて得意げに答えを教えてくれたつき組さん。うさぎ組、さくら組の子ども達も興味津々に参加していました!短い時間ですが、交流を楽しむことができました。「飾っておくね!」と喜んでくれた姿に大満足の様子で、お部屋に戻ったつき組さんです。
鏡餅を飾って一週間後、鏡開きの意味や由来を伝え、みんなで鏡開きをしました。鏡餅を毎日眺めていたつき組さん。日に日にひび割れしていく鏡餅をみて、「年神様がきたってことじゃない?!」「年神様がいっぱい食べてる!!」と教えてくれた子どもたちの発想が可愛くてほっこりしました。つき組にも年神様が訪れたようです。そんな年神様から力をわけてもらうため、年神様の大好きなお餅を一生懸命木づちで割りました!
さすが年長さんの力!いい音と共に砕け散るお餅にみんな声を挙げて大興奮でした。最後はみんなで割れたお餅に触れて、年神様から力をもらえたね!と大満足の様子でした。まだまだ割りたくて、気付いたらみんなで、残ったお餅を拳で叩いていた姿が微笑ましかったです。もちつき、鏡餅づくり、鏡開きを通して、友だちやクラスのみんなと日本のお正月文化に触れることができ、貴重な経験となったことと思います。
2カ月ぶりに全員が揃った餅つきの日は、「20人そろったー!」とみんなで大盛り上がりでした。全員が揃う日を待ちわびていた子どもたち。つき組みんなで過ごせる時間を大切にする様子が伺えて、みんなの気持ちがとても嬉しいです。3学期も年神様に見守られながら、みんなで元気いっぱいに過ごせたらと思います!
今年も子どもたちに笑顔と幸せが訪れますように・・・!