先日、相原小学校にて5年生との交流会がありました。「明日、小学校だー!」「相原小学校行ったことある!」と会話に花を咲かせ、待ちわびていた子どもたち。6月の大戸小学校での授業体験を覚えていた子どもたちは、「また給食食べれるの?」「体育館で遊ぶのかな!」と2度目の小学校へのお出かけを楽しみにしていました。給食は幼稚園で食べますが・・・交流会の内容を伝えると声を揃えて大盛り上がり!ウキウキで制服に着替え、バスに乗り込みました。
小学校へ着くと、体育館で5年生のお兄さんお姉さんがみんなをお出迎えしてくれました。はじめの会を終え、最初はグループに分かれて校内探検!担当のお兄さんお姉さんが優しくみんなの元へ駆け寄り、まずは自己紹介から。親しみやすいように、あだ名や好きな食べ物を教えてくれました。続けてみんなの番。自分の名前と好きな食べ物を、ドキドキしながらも上手に伝えることが出来ました。そして、手作りのスタンプラリーカードを受け取り、グループごとに探検スタート!楽しみと緊張が入り交じったみんなの姿を、ドキドキしながら見送りました。
カードには、「としょしつ」「こうてい」「1ねんせいのおへや」など9つの項目があり、探検した場所をご褒美シールで埋めていきました。ただ目的地へ探検するだけでなく、その場所の説明をしてくれたり、移動中に子どもたちが興味を示したものに答えてくれたりと小学校を丁寧に紹介してくれました。項目にない場所も案内してくれて、「これなあに?」「これ幼稚園にもある!」と興味でいっぱいの子どもたち。廊下に掲示してある作品を見て、「わあ、綺麗…。」「私もやってみたいな。」と小学校での活動に期待を膨らませる様子もありました。
「トイレは大丈夫?」「階段気を付けてね。」と常に子どもたちのことを気にかけ、優しく寄り添ってくれたお兄さんお姉さん。園ではお兄さんお姉さんとして過ごしているので、年上のお兄さんお姉さんとの関わりになんだかほっこりしました。
グループ行動をしているので、幼稚園の友だちに廊下ですれ違うと「やっほー!」「おーい!」と嬉しそうに反応していて微笑ましかったです。
探検がおわると、窓から羨ましそうに眺めていた校庭に連れて行ってくれました。嬉しくて夢中になって走り出す子どもたち。「幼稚園の子ってこんな速いの?!」と5年生も負けじと追いかけていました。
ブランコで背中を押してくれたり、シーソーや追いかけっこで一緒に遊んでくれたり、「すごいね!」「そんなこともできるんだ!」と鉄棒や雲梯で遊ぶ子を見守ってくれたり、グループの子から目を離さず子どもたちの「遊びたい」に寄り添ってくれました。お兄さんお姉さんの優しさに、子どもたちも夢中になって遊んでいて楽しそうでした♪
探検を終えた子どもたちは、体育館へ戻るなり「先生、みてみてー!」と嬉しそうにカードを見せてくれました。終わりの会までグループごと自由時間です。新聞じゃんけん、ボーリング、大繩などグループのお兄さんお姉さんが用意してくれたゲームで遊びました。どのグループからも楽しそうな笑い声や、夢中になってお兄さんお姉さんと一緒に遊ぶ姿が見られ、体育館は大賑わいでした。最初の緊張が噓のようにすっかり距離が縮まり、名前で呼んだり触れ合ったりと笑顔で関わる姿がありました。
あっという間だった交流会。最後は〇✕クイズでおしまいです。「1年生のお部屋は2階?」「相原小学校は100歳?」「小学校にお菓子は持ってきていい?」とクイズにして教えてくれました。正解するとイエーイ!と大盛り上がり。「お菓子は持ってこないようにね!」と念押しされた子どもたちです。
楽しかったお兄さんお姉さんとの時間。「お兄さんお姉さんありがとうございました。ブランコで背中を押してくれたことが嬉しかったです。」とクラスのある子が感想を伝えてくれました。その嬉しい言葉を聞いてお兄さんお姉さんも喜んでいました。頼もしいお兄さんお姉さんの優しさに触れながら、小学校についてもっと詳しくなった子どもたち。就学に向けてさらに期待が高まったようです。
相原小学校の5年生の皆さん!楽しく素敵な時間をありがとうございました。