9月、うさぎ組は「ジェスチャーゲーム」を研究活動のメインに行いました。
男女別に1列になり、保育者から与えられた1つの動作を、前の人から後ろの人にジェスチャーのみで伝えていきます。最初は簡単に「ねこ・ライオン・うさぎ」というお題から始めました。3つのお題の中からどの動きが回ってくるのか、ワクワクしながら待つ子どもたち。自分の番が来るとしっかりと見て、次の人に同じように伝えます。
何度か行ううちにルールを理解し、楽しむ姿が見られました。また、今まではあまり経験することがなかった、チームで対決することの楽しさを感じている様子でした。
恥ずかしがってジェスチャーが小さかった子どもも、相手に正確に伝えるためには大きな動きで行うことが大事であることを感じ、少しずつ堂々と表現してくれるようになりました。
ゲームを通して、体で大きく表現することの楽しさは、運動発表会で堂々と演技をする自信にも繋がっているように思います。
ゲームに慣れた頃、お題を「お遊戯・パラバルーン・かけっこ」などの旬なもので行ったところ、とても盛り上がりました。
声を出すのを我慢しながら身振り手振りで伝えようとする子どもたちの姿がとても可愛らしかったです。
今日は、園庭で保育者が側にいなくても、子どもたちだけで異年齢の遊びが始まっていました。“楽しい遊びの輪の中に自分から参加する”意欲が子どもたちの中に育ってきているのだと思います。
自然発生的にこのような光景がたくさん見られるように、これからも研究活動を続けていきたいと思います。