年少の11月12月の研究内容は、『グループ色鬼』を行いました。
色鬼とは、鬼に指定された色を見つけに行く遊びです。
色鬼は色鬼でも、今回は、“お友だちとグループになって”色を探しに行くことに挑戦しました。
「一緒にやろう」「仲間に入れて」と、声を掛け合いグループを決めて、手を繋いでスタンバイします。
「色、色、何の色?」と、掛け声を合わせて、、、
「赤色~!」、鬼の指定した色を手を繋いだままみんなで探しに行きます。
「あっちだよ。」「違うよ、あっちだよ。」と、友だちと上手くコミュニケーションをとりながら協力する子どもたち。
思いや考えを出し合い、力を合わせて遊びを進めようとする姿が多く見られました。
また、相手の動きに合わせたり、自分の身体の動きを調整したり、間合いや相手の呼吸 を感じたりしながら、コミュニケーションに必要な能力を体得し始めたことが伺えました。
年少の2学期は、友だちと“同じ遊びをすることに興味が湧きはじめる”ような遊びを多く取り入れてきました。集団生活でしか味わえない遊びを繰り返し行ってきたことで、一人遊びでは得られなかった沢山のことを学ぶことができたと思います。