気持ちをひとつにするため、想いを言葉にしたり子ども同士で話し合ったりする機会を多く設けました。
★朝の会で、お当番が「今日、練習で頑張ること」を言葉にし発表しました。
「組体操です。」「よっちょれです。」だった発表も、練習を重ねていくと「組体操のピラミッドを頑張ります。」「よっちょれで元気な声を出します。」と具体的に発表する子が増え、感心しました。
★友だちのいいところを見つけ、言葉で伝えました。
組体操、表現は学年やクラス内で見せ合いっこをしました。
子ども同士ならではの緊張感や恥ずかしさも感じられましたが、それも当日たくさんのお客さんの前で披露する子どもたちにとって良い経験となりました。
普段見ることができない友だちの頑張っている姿。伝えたい!と毎度沢山の手が挙がりました。「〇〇ちゃんのヨットがかっこよかったです。」「〇〇くんの掛け声がよかったです。」と認め合い刺激し合い、「もっと頑張ろう」と力になりました。
練習も終盤になると「みんなの構えが揃っててかっこよかったです。」「〇〇くんのグループの全部がかっこよかったです。」と全体を意識した感想も増え、みんなで喜んでいました。
★お客さんの立場になって、気づいたことを共有しました。
総合練習の様子を鑑賞しました。どのように演技をしているのか、自分たちの様子を見ることそのものが面白くて楽しくてみんな釘付けでした。鑑賞後は「すごかった!」と嬉しそうな子どもたち。「移動が揃っていた。」「掛け声が凄かった。」と良いところはみんなの自信となりました。一方で、「もっと大きく動いたらもっとかっこいいね。」と気持ちも高まり、その後の練習は過去最高の仕上がり!みんなの力に驚きました。
★グループで目標を掲げ、きもちをひとつにしました。
6・7人種目のグループで目標を話し合い、ひとつひとつ達成していきました。
最初は組体操への意識に差がありましたが、グループ名が決まるだけで仲間を意識するきっかけとなりました。ひとつひとつ達成するたびに、グループに一体感が生まれ、表情も変わりました。
一つの目標を達成するたびに次の目標を話し合いました。目標の内容もレベルが上がり、話し合いに参加する姿勢にも変化が見られました。グループみんなで味わった喜びは自信に繋がりました。
そして、練習前はみんなで輪になり円陣を組み、気合いをいれました。
「つきつきぱわーでがんばるぞー!」「おー!」がお決まりの掛け声です。
円陣後は「よっしゃー!」「絶対勝つ!」と自然と口にする子が多く、嬉しかったです。
当日も、気持ちを合わせてつきつきぱわーでがんばります!