5月末から園外保育が立て続けにあり、「今週もバスに乗っておでかけをするよ!」と言うと目をキラキラ輝かせる子どもたち。苗植え、梅もぎ、施設訪問を終え、小学校授業体験、三ツ目山公園の散歩、とまだまだ園外でのお楽しみが続く6月。先日は、バスで苗植えと梅もぎをしに出かけました。
園外保育といえば、にじ組恒例のバスでカラオケ大会!楽しく歌っていたらあっという間に畑に到着しました。理事長先生の話を聞いて、お手伝いのお家の人から苗を受け取ったら、苗植えスタートです。
苗を寝かせて、土のお布団でとんとん。試行錯誤しながらも、一つ一つ一生懸命植えました。余った苗も、子どもたちに呼びかけると「僕やるー!」「やりたい!」と積極的に植えてくれました。
土で汚れた手の平は、頑張った証!さつまいもの生長を楽しみに幼稚園に帰りました。お手伝いしてくださった保護者の方々、ありがとうございました。
楽しみにしていた梅もぎの日は、あいにく雨。延期日は、子どもたちの無念を晴らすかのように青空が広がる絶好の梅もぎ日和でした。にじ組とつき組、先にバケツを満杯にできるのはどっちかな?つき組さんと対決です!バスで、クラスごとに掛け声で気合を入れました。どちらも気合十分です。よーい、どん!
暑さも忘れ、15分間梅もぎに夢中の子どもたち。大粒の梅を見つけると目を光らせてとっていました。届かない場所は保育者がとっていると、「先生!こっちこっち!」「わーい!いっぱいもらった!」と私も!僕も!と群がる様子はまるでデパートのバーゲンセールのよう(笑)素早い動きで必死な子どもたちが可愛かったです。
みんなで頑張って収穫した梅はこんなにいっぱい!大満足の様子でした。地域の方のご厚意で経験できた梅もぎ。梅林の地主さんはいませんでしたが、最後に「ありがとうございました」と大きな声で挨拶をし、幼稚園へ帰りました。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
収穫した梅を自分の袋にいれる作業まで、達成感を味わい嬉しそうでした。お休みだった子にもおすそ分け。翌日以降登園すると、とっても嬉しそうに喜んでくれました!
持ち帰った梅をどのようにして食べるのか聞いてみると、梅シロップ、梅ジャム、梅シロップ、とおいしそうな食べ方が飛び交いました。中には「梅酒にするんだってー!」という声も♪自分で収穫した梅をどうやって食べよう、考えるだけで期待が膨らんでいるようでした。
「明日は何をとりにいくの?」と尋ねると「梅干し!」と答えていた子もいました。本来の梅の状態や黄緑色だったことを初めて知った子も多かったと思います。食材に興味を持ち、自分の手で収穫したものを食べる喜びや収穫の楽しさを味わうことができた梅もぎでした。