10月に年少2クラスで行った研究活動の様子を紹介します。
年少さんは「沈没ゲーム」という遊びを楽しみました。ここは深い海の中・・・サメさんに食べられないようにマットの船に逃げることが出来るかな?
ルールは簡単です。
①マットを4つ用意し(人数によって調整)船に見立てる。
②好きな船の中に入る。
③保育者の「沈没だ!」の掛け声で他の船へ移動する。移動する前に保育者に捕まったら負け。
まずは捕まるルールはなしで沈没ゲームを楽しみました。保育者の「沈没だ!」の掛け声を聞いた瞬間「きゃーーー!」と楽しい悲鳴をあげる子ども達。鬼がいなくても、今いる船から違う船に移動しなければいけないというルールから必死になって移動する姿が見られました。
簡単なルールなのでどの子もすぐにルールを理解して遊んでいました。ルールの理解が難しい子も友だちの様子を見て真似ることからゲームを楽しむことができたようです。「ち、ち、ち、チーズだ!」のような言葉の変化も交えながら繰り返し遊びました。
回数を重ねゲームに慣れてきたら、鬼ありのルールで遊びました。スリルを味わうことでより一層盛り上がります。鬼がどこにいるのか次はどの船へ逃げようか考える子や、笑顔で逃げる子、真剣な表情で逃げる子など子ども達の様子は様々。中には捕まって涙を流す子も・・・悔しい気持ちを大切にしながら負けても楽しめるように、今後も勝敗のあるゲームを通して伝えていけたらと思います。船にいる人数が減ってきたらマットを半分に折りたたんだり減らしたりと、遊びに変化を付けることで何度繰り返しても楽しむことができました。