2月の研究活動は、『番号ゲーム』を行いました。
まず、1~5の番号に簡単な動きをつけます。
例えば、1番は『きをつけ』2番は『ジャンプ』3番は『しゃがむ』4番は『手を広げる』
5番は『回転する』子どもたちは、保育者の指定した番号の動きを瞬時に行います。
番号をランダムに出したり、より複雑な動きに変えたり、番号を増やしていったりと、様々なアレンジを加えて遊びを広げることができます。また、聴く力や判断する力が身に付き、記憶力も高まります。
「やった!全部できたよ。」と喜んだり、「あぁ~また間違えちゃった。」と笑い合ったり、上手くできても、間違えても盛り上がる遊びです。
特別な道具もいらず、指令役を子どもたちで行うこともできるので、活動の合間に子ども同士で遊ぶ姿も多く見られ、みんなで楽しそうに遊んでいます。
ルールを共有し、それを守られないと遊びが成立しないことを理解していく子どもたち。相手の動きに合わせたり、自分の身体の動きを調整したり、間合いや相手の呼吸を感じたりしながら、コミュニケーションに必要な能力を養うことができました。
3月の研究活動は『指令ゲーム』を行いました。
指令役の一人が「前・前・後ろ』などと、一度に3つの動きをリズムに合わせて言います。それを聞いて、他の子ども達が『前・前・後ろ』と、声を出しながら同じ動きを行います。
他に、『立つ・座る・立つ』や、『右・左・右』の動きも行いました。
簡単な動きなので、みんなが楽しくできました。左右の動きは、手を横に出しながら行う事でわかりやすいようでした。遊びながら左右がわかるようになるので、おすすめです。
真似っこが簡単にできたので、応用編で”指令とは反対の動き”を行うと、さらに楽しめました。
「前・前・後ろ」なら、「後ろ・後ろ・前」になります。単純だけど、瞬時に考えて頭を使います。時々間違えてしまうのも楽しそうでした。
リズムにも合わせるので、リズム感も養われるかなと感じました。
慣れて来たら、スピードを速くしてみたり、別の動きを取り入れてみたりして遊んでも楽しいかもしれません。
ご家庭でも遊んでみてください。