東京都町田市のゆたかな自然がお庭の幼稚園「あいはら幼稚園」

研究活動のまとめ

どんぐり広場(お知らせ)

研究活動のまとめ

令和2年度から2年にわたり研究活動『レクリエーション』を行ってきました。

 

研究活動のまとめ

この2年間、どのようなきっかけで遊びが始まり、その遊びがどのように変容していくのか、子どもたちの遊びを丁寧に見取ってきました。また、人や物とのかかわりの中で、遊びが広がったり深まったりするための援助の在り方に視点を置いて研究を進めてきました。

研究活動のまとめ

毎月、学年ごとに集団遊びの内容を考案し実践しながら、その遊びの何に楽しさや面白さを感じているのか、そして遊びが広がったり深まったりした要因に視点をあてて具体的に記録してきました。

研究活動のまとめ

研究活動のまとめ

友だちの姿を見て、「こんな風に遊ぶ子なんだな。」「隣で一緒に笑い合って盛り上がったこの子のこと、もっと知ってみたいな。」と言う気持ちが生まれ、友だちの輪が格段に広がってきました。他クラスとの交流も深まったことでクラス替え、進学に向けた大切な経験となったと思います。

研究活動のまとめ

令和3年11月には、神奈川県レクリエーション協会の講師による『レクリエーション研修』を実施し、研究に関する意見交換を行いました。「この子が楽しめることは何だろう」「あの子を笑顔にさせるには何をしたら良いだろう」子ども一人ひとりの楽しいを引き出せるよう全職員で考える良い機会となりました。

研究活動のまとめ

その他にも定期的に集まり、研究成果を報告し合いながら保育を見る視点を共通理解する機会を設けてきました。

子どもたちの遊びの様子や保育者の思いや悩みなどを語り合い、保育室や園庭の環境を保育者で見合いながら共有したり、気付いたことを伝え合ったりして環境を再構成していきました。

 

研究活動のまとめ

研究活動のまとめ

≪学年ごとの研究成果≫

【年少】 

友だちと『同じ遊び』をすることに興味が湧き始めました。

・人とかかわる心地良さを感じるようになり、友だちに目を向けたり受け入れたりできるようになってきました。

【年中】

友だちと誘い合い『集団で』遊べるようになってきました。

・遊び方を覚え、自由遊び中に子どもたちだけで誘い合って遊べるようになりました。

【年長】

子どもたちの中で、遊びの提案やルールを決めることができるようになりました。

・共通の目的をもって自分たちで遊びをつくり進める楽しさを感じ始めました。

研究活動のまとめ

感染症の影響で大きく制限された中での活動でしたが、普段の生活では関わる機会が少ない友だちのことを“知りたい”と思うきっかけになったと思います。

レクリエーション活動のブログ報告もこれが最後です。ブログを通して、研究活動を見守ってくださいましてありがとうございました。これからも職員一同、様々な視点でお子様を見守り育ててまいります。研究主任 梅津・美蘭田

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