2学期が始まり、あっという間に9月が終わろうとしています。お当番活動や運動発表会の練習など新しい取り組みに慣れてきたようで、お遊戯の曲を流すとブロックやおままごとで遊んでいた手を止めて踊りだす子ども達。初めての運動発表会に向けて張り切って練習しています。
9月の歌は「とんぼのめがね」です。
とんぼになりきって毎日元気に歌う子ども達。そこで、羽にクレヨンで模様を描いて自分だけのとんぼのめがねを製作しました。保育者の説明を聞いていた時から待ちきれない様子の子ども達は、めがねをかけた瞬間「わーーーー!」「すごい!」と驚きを言葉と表情で表していました。新しい世界を見た子ども達の表情がとても可愛らしかったです。
ワクワクが止まらない子どもたちは水色めがね、ぴかぴかめがね、赤色めがねをかけて室内を散歩しました。すると、園庭では年長さんが運動会練習の真っ最中。子ども達はとんぼのめがねで見る外の景色に釘付けになって、いつもと違った形で年長さんの応援をしていました。
別日には、とんぼのめがねをかけて園庭を探検しました。「お外はいつ行くの?」「早く行きたい!」とこの日を待ちわびていた子ども達です。
まずはお城の滑り台。カラフルなお城の滑り台はめがねをかけると何色に見えるかな?
次はきのこのお家。遊具だけではなく空や周りに咲いている花など、自ら様々な場所を探して真剣に見つめている子や、「貸して。」「いいよ。」と友だちとめがねを交換して別の色の世界を楽しんでいる子もいました。また、パンダさんの目にめがねをあてて色の世界を共有している微笑ましい姿も見られました。
とんぼのめがねを通して見る色の世界を存分に楽しんだ子ども達。今後、歌の時間がもっと楽しくなりそうです。