ひまわり組では、これまでのごっこ遊びを踏まえ「縁日ごっこ」を楽しみました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止として園の盆踊りや地域での夏のイベントも制限されました。そのため、子どもたちに少しでも夏祭りを味わって楽しんでもらおうと「縁日ごっこ」に決定しました。ひまわり組のお部屋がお祭りに大変身することを知ると、大興奮!家族で行った夏祭りの思い出やイラストからイメージを膨らませ、次々とお店の名前が挙がりました。
「今日は何屋さんを作るの?」と製作の時間を楽しみに待っていた子どもたち。
店員さんになりきって7つの催し物を準備しました。そのうちの5つを紹介します。
まずは一番声が上がったたこ焼きやさん!折り紙とティッシュで丸めて作った生地に、ソースと青のりをトッピングしました。まるで本物のたこ焼きを作っているような作業に終始楽しんでいました。中には「焼きたてだからフーフーしないと!」と世界観に入り込んで作業する子も。とても美味しそうな仕上がりになりました。
つぎに、チョコバナナやさんとイカ焼き屋さん。
チョコバナナとイカ焼きは、過去に経験したことのある廃材製作方法を取り入れました。「前にやったことあるね!」「次はこうでしょ?」と見通しを持って取り組む姿に驚かされました。製作段階から店員さんになりきり、お客さんの気持ちを考えて作ることを心掛けました。すると、普段慌てて仕上げる子も自然と手つきが丁寧になり「美味しそうだね。」「僕のはすぐ売り切れちゃうよ!」とじっくり製作を楽しんでいました。
夏祭りといえば花火!みんなでひまわり組のお部屋に大きな花火を打ち上げました。一人ひとりの個性が合わさると一つの作品に。自由に伸び伸びとスタンプを楽しむ子どもたちの作品は、まさに芸術でした。そんな綺麗な花火を見ながら、食事を楽しむこともできます。
最後は、可愛い可愛いおばけの紹介です。牛乳パックに好きな色の折り紙をちぎって貼りました。のりの量調節や塗り方もこの1年でとても上手になりました。カラフルなおばけを並べると、小さなお化け屋敷になりました。
さあ、子どもたちの力作を並べると保育室がたちまちお祭り会場に。手作りのお面をつけて準備OK!ひまわりまつり開催です。