ひまわり組での生活も残り1週間となったある日のことです。
「まだみんなに読んだことのない紙芝居を読むね。」
「え?なになに。」
子どもたちは目を丸くさせ、興味津々でした。
みんなが見たことのない紙芝居、それは・・・
みんなと過ごした1年間、これまでの思い出の写真たちを紙芝居にして子どもたちと振り返りました。
「わー!ここ覚えてる。」
「〇〇くんが寝てるー。」
自分たちの写真を見て、みんなで笑ったり…懐かしんだり…とそれはそれは幸せなひと時となりました。もう忘れているかな、と思っていた出来事も写真と振り返ることで、楽しかった思い出としてよみがえってきました。
「みんなで楽しい思い出、もっとつくろう。」「写真を増やそう。」
と残りの1週間どのように過ごすか、みんなで計画を立てました。
月曜日。
年長さんとのお別れ会がありました。手をつないでお部屋に送ってくれたり、お昼寝で優しくトントンしてくれたり、園庭で一緒に追いかけっこしたり、絵本を読んでくれたり…。かっこよくて優しかった年長さんとの思い出がたくさん浮かびました。そんな年長さんへ「ありがとう。」を伝えました。
お別れ会後は、大好きな製作を楽しみました。「みんなで魔法をかけるよ」そう聞いた子どもたちは、どうなるんだろう、とワクワクしながら絵の具の時間を楽しみました。「お水に入れたら色が変わった。」これまでも様々な発見を見つけながら製作を楽しんでくれたひまわり組さん。魔法がかかった可愛いお花とハイ、チーズ!年少さん最後の作品となりました。
最後に、みんなが「また踊りたい。」と提案した発表会ごっこをしました。さすがひまわり組さん、3か月がたった今でも踊りや歌をしっかりと覚えていました。みんなで楽しく踊った「てるてるぼうずいちまんこ」。その表情は、みんな良い笑顔でした。その後は、大人気の遊び「沈没ゲーム」をしてひと汗かきました。キラキラ笑顔をたくさん見ることができた1日でした。
盛りだくさんだった月曜日。残りの火曜日、水曜日はどんな楽しい時間を過ごしたのかな?ひまわり組の思い出作り、まだまだ続きます。