発表会の役ごとに分かれ、踊りの振り付けを考えました。

最初は、どのように話し合ったら良いか分からず戸惑う様子が見られましたが、保育者が手本となって言葉での伝え方や振り付けのアドバイスをすると、少しずつ意見が出始めました。

「これはどうかな？」「いいね、それにしよう。」などのやり取りも見られ、イメージを共有して劇を楽しんでいる様子が伺えました。

自分の意見を友だちに受け入れてもらえたことに喜びを感じながら、「次は友だちの意見も受け入れよう」と、相手の気持ちも考えながら活動を進めていくことができました。

そして、年少・年中の時と大きく違うことは、一人ずつ台詞があることです。

 

世界で一つだけの、『自分の台本』をもらって、とても嬉しそうな子どもたち。

台詞だけではなく、動きや踊りも難しいですが、子どもたちは諦めずに挑戦しています。「もう一回やろう。」「できるようになってきたよ。」と、一生懸命に練習をする子どもたちの思いに驚かされる毎日です。

練習がない日は、園庭で思い切り遊んでリフレッシュしています。

 

『やるときは真剣にやる、遊ぶ時は思い切り遊ぶ』毎日、メリハリをつけて前向きに取り組んでいます。大変なことや、緊張する場面もたくさんあると思いますが、友だちや保育者と一緒に取り組んできた過程は、子どもたちの大きな成長に繋がると思います。