「みてみて!」
とびっきりの笑顔で見せてくれたのは、みんなが掘ってきたお芋です。
焼き芋大会前日に、みんなで一本一本お芋を綺麗に洗いました。
「泥が落ちてきたよ!」「綺麗な色になった!」
友だちと会話を楽しみながら一本一本、大切に洗っていました。
丁寧に洗ったお芋は綺麗な赤紫色に!
「明日楽しみだな。」「おかわりできるの?」と焼き芋試食を心待ちにしている会話が聞こえ、期待が膨らんだようです。
焼き芋大会当日。園庭をもくもくと立ち上がる煙が登園する子どもたちを迎え入れました。
焼き芋を楽しみにしながら保育室に入る子どもたちが可愛らしかったです。
「よろしくおねがいします。」
焼き芋大会当日、洗って天日干しをしたお芋を焼いてくださる理事の方に届けました。
すると、見せてくれたのは焼き芋を焼くための「石」。
「この石で焼くんだよ。」と教えてもらうと興味津々の子どもたち。
「これで焼くの?!」と実際に石を手に取って驚いていました。
なにより、いつも遊んでいる園庭で焼き芋にする様子は見ているだけでも楽しいものです。
たちまち美味しそうなにおいに包まれると、「もうすぐできる?」「早く食べたい!」とますます気持ちが高まりました。おいしくなあ~れ!
そして届いたホクホクの石焼き芋!
保育室に漂う美味しそうなにおいに、自然と給食の支度も早くなる子どもたち。待ちきれない様子が伝わりました。
やっと口にした石焼き芋。手や口の周りを真っ黒に汚しながら、夢中になって食べていた子どもたち。見せてくれた笑顔がそのおいしさを物語っていました。自分たちで収穫したお芋の味は格別です。
お芋は別腹なようで・・・いつも通り給食を完食する子が多く驚きました。
「あまくておいしかった!」「5個も食べたよ!」
何度もおかわりをして満足いくまで食べていた石焼き芋。みんなで秋の味覚を楽しむことができました。お芋の色や手触り、煙の匂いや焼き芋の温かさなど、石焼き芋のおいしさを五感で味わうことができたことと思います。苗植えからはじまり、芋掘り、芋掘りの思い出画、試食・・・自分たちで植えて収穫したお芋を、みんなで食べる経験は素敵な思い出となりました。