迫る5月5日は、こどもの日。
幼稚園では早速、年中さんと年長さんのこいのぼりが空を泳いでいます。
年長になってはじめての制作はこいのぼりづくりでした。
「まっしろのこいのぼりに魔法をかけるよ!」
そんな一言を聞いて目をキラキラと輝かせていた子どもたちは、「早く魔法かけたい!」「どうやって魔法かけるの?」とこいのぼり制作を楽しみにしていました。
保育者が絵の具をつけたスポンジを取り出すと「あ!わかった、スタンプだ!」とひらめきの声が。でも残念!そのスポンジをスライドさせると綺麗な色が映し出されました。その様子を見て「わー――!」と歓声を上げるつき組さん。みんなの素直で可愛い反応に、いつも嬉しくなります。
「はやくやりたい!」「私の順番まだ?」とわくわくがとまらない子どもたち。自分の順番が来ると、嬉しそうにスポンジをもっては製作の時間を楽しんでいました。色が映し出されると「カラフルだ!」「すごーい!」とどの子も満足そうな様子。「もっとやりたい!」が飛び交いました。
絵の具が乾いたら、のりで目をつけて完成です。20匹のカラフルなこいのぼりが、ひとつのこいのぼりに。空に泳ぐ日が一層待ち遠しくなりました。
さあ、いよいよこいのぼりが空を泳ぎます!楽しみで楽しみで仕方のない様子が伝わりました。
この日は雲一つない青空で、こいのぼりが泳ぐのに最高の天気でした。
製作に携わった年中・年長さんと一緒に、外遊びをしていた年少さんも見守る中、こいのぼりが空へあがっていきます。
拍手と歓声を浴びながら、4つの大きなこいのぼりが気持ちよさそうに泳ぎだしました。季節の行事を通して、忘れられない素敵な思い出がひとつできました。
これからも強くたくましく元気いっぱいに子どもたちが成長しますように。