6月15日、大戸小学校へ1日授業体験に行ってきました。
以前から、「給食楽しみだなー!」「はやくいきたいよー!」と喜びの声をあげ、この日を楽しみにしていた子どもたち。ほとんどの子が小学校へ行くのは初めてで、「なんだか緊張してきた。」とドキドキそわそわしながら出発です。
「わー!ひろーい!」
最初に向かったのは体育館。どの子も驚きの声を挙げながら、広い体育館をきょろきょろ見渡していました。「なんかいい音がする!」と一人の子がジャンプすると、たちまちみんなピョンピョン飛び跳ねて楽しそうでした。新しいことや発見が大好きな子どもたち。素直な反応が可愛かったです。
まずは、中休みの時間に3年生のお兄さんお姉さんが一緒に遊んでくれました。話し合いで決まったのは氷鬼!つき組さんが鬼です。
10秒数えてゲームスタート!
第1ゲームは、復活なしの氷鬼。3年生もつき組さんものびのびと嬉しそうに走りだしました。たちまちお兄さんお姉さんみんながタッチされ、つき組の勝ち!大喜びでした。
第2ゲームは、復活ありの氷鬼。「幼稚園のみんな、強すぎ!」「みんな速すぎだよ!」と言いながら逃げていたお兄さんお姉さん。その声に子どもたちもやる気アップ!時間になるまでひたすら追いかけました。最後はみんなでご挨拶。優しさをもって遊んでくれたお兄さんお姉さんと遊んだ時間が楽しくて、「もっと遊びたい!」「いっぱいタッチしたよ!」と嬉しそうに話してくれました。
遊んだ後は、いよいよ授業の始まりです。最初は図工。幼稚園から持ってきたクレヨンで何を描くのかな?はじめての小学校は、いろいろな発見があって移動中もきょろきょろしながら楽しそうでした。
緊張感を持ちながら授業スタート。小学生と同じ挨拶や話の聞き方を体験し、気分はすっかり1年生でした。
まずは、図工ってなに?幼稚園ではなにをつくったことがある?どんな道具を使ったことがある?と図工について考えてみました。先生の問いかけに対し、びしっと挙手し答える子どもたち。その意欲的な姿勢に先生も保育者も驚きました。
さて、いよいよ本題です。本来晴れていたら、触れ合う予定だった小学校にいるヤギさん。当日はあいにくの雨だったので、映像でヤギを観察し特徴を捉えました。頭、体、しっぽ、つの、目、鼻・・・部分ごとにひとつひとつみんなで描き進めていきました。「白いクレヨンをとって蓋をしめましょう。」「終わったら静かに前を向いてください。」と先生の話をよく聞いて行動に示すことができました。
最後は自由に景色を描きました。雨が降っている子、大きな虹がかかっている子、えさを描く子・・・同じように描き進めたヤギの絵ですが個性豊かな作品に仕上がりました。子どもたちの発想にはいつもワクワクしてしまいます。図工の授業では、最後にみんなの作品を鑑賞する時間があるようです。みんなの作品を静かに見ていた子どもたち。友だちの絵を見てどんなことを思ったのかな?
最後に挨拶をして図工の授業は終わり。みんなの立派な姿になんだか嬉しくなりました。
➁に続く。