にじ組
レインボータワー④
2024年03月29日
リビングではゲーム機“スイッチ”で盛り上がっています。
「ぴんぽーん」と言ってインターホンを押してからタワーに入るのもみんなで考えた大事なお約束。誰かが「ぴんぽーん」と言うと、中にいる子たちが「どうぞー!」「誰ですか?」と返答する光景も大好きでした。
みんなも遊び慣れてきた頃、年少さん年中さんを招待しました。
にじ組のお兄さんお姉さんに案内してもらいながら、家遊びを満喫していました。「楽しかった!」と言ってもらえたにじ組さん、誇らしげでした。
とうとうきてしまったお別れの日。最後は一生懸命作った家具たちをグループで話し合って、持って帰ることにしました。どの子も思い入れがあるので、大事そうに抱えていました。
別れを惜しんでいた子どもたちですが、解体作業は楽しくてダイナミックでした。みんなのおかげであっという間に綺麗になった保育室。広くすっきりとしたお部屋に「こんなに広かったんだ!」とびっくりしていました。
子どもたちの個性豊かなアイディアと夢がたくさん詰まったレインボータワー。長持ちさせたくて必死に修理をする子がいたり、役柄を決めてごっこ遊びをしていたり、みんなの第2の居場所になっていました。計画から遊びまで、自分たちで作り上げたレインボータワーはにじ組の宝物になりました。
保護者の皆様による廃材のご協力があり、楽しい思い出をつくることができました。ありがとうございました。
レインボータワー③
2024年03月29日
洗面所の隣は寝る部屋。ベッドではなく、敷布団派のようです。なので人数制限はなく、いつも5,6人の子たちでぎゅうぎゅうになって寝ていました。(じゃれあっていました)カラーポリ袋を夜空のようにみたてたアイディアがロマンチックです。寝る部屋には窓があり、顔をのぞかせては外にいる先生や友だちとやりとりしていました。
そして外には牛小屋。発表会で一緒に活躍しためうしに、豆の木でお家を作りました。芝生や、水、麦などのえさも自分たちで発想し、作り進めていました。毎日毎日自由時間になると散歩してくれる子たちがいて、カラカラ音を立てて部屋中をお散歩しています。時には配達の役割をしてくれたことも。その光景はにじ組の日常です。最近はテラスも散歩させていました。牛小屋ができると、めうしはにじ組のペットのような存在となり毎日可愛がっていました。
あえて約束やルールを決めず、遊んで1週間が経つと、「寄っかからないで!」「人が多すぎる!」と楽しいだけでなくピリピリした様子がありました。そこで、みんなで遊び方について話し合いました。遊び方、約束が決まった後の家遊びでは、話し合った内容を意識し気持ちよく遊び進める姿がありました。
遊びもさらに充実し、家族の役からブロックの武器を持った泥棒役まで自分たちで配役を決めて、タワーの中でひとつの遊びを展開する姿にはいつも嬉しくなっていました。タワーで過ごす姿はまるで家族のようでした。
約束がないときとあるときの遊びの違いを実際に経験できたことで、改めて約束やルールの大切さを感じることができたことと思います。「出るときは元通りにする、修理をする」この約束を徹底しているからこそ、1か月以上毎日遊び尽くしても形を保てていました。
牛小屋に隠れてつまみ食いをしている子を発見!
へいおまち!とシェフもいました。
寝る部屋は小窓があるので、いつも覗くと賑やかでした!
洗濯機もいつのまにか秘密基地のようになっていました。④に続く
レインボータワー②
2024年03月29日
友だちの提案にいいね!すごいね!と反応したり、「○○くん上手!」と友だちの知らなかった一面に食いついたり、そんな雰囲気が心地よかった工事現場。時間になるとぴたっと手を止めて、仕上がった家具を運び、片付け、ゴミ拾いを自主的に行う大工さんたち、優秀でした。
さあ、沢山の家具が揃ってきたところで最後は壁づくり!
用意された巨大な段ボール。子どもたちが見ただけで大騒ぎするほどの大きさ!
1人ずつ段ボールカッターを使ってザクザク切っていきました。ドキドキしながらも友だちに見守られながらみんな上手に使えました。
入口は門みたいにしたい!と意見が挙がったので、グループで手分けしてみんなで組み立てていきました。
そして、レインボータワーの看板を貼り付けたら・・・レインボータワーオープンです!
グループでつくりあげてきたものがひとつになり、レインボータワーが形になると子どもたちも大喜びでした。みんなのアイディアが詰まった5部屋を紹介します。
門をくぐるとまずはリビングです。紙芝居のようにして番組が変わるテレビや、牛乳パックを敷き詰めて頑丈にしたソファ、ゲーム機のスイッチ。ここではゲームで遊び放題♪ソファはいつも誰かが座っていて、ゲームをしたり友だちとおしゃべりしたり、いつもほっこりしていました。
リビングの横はキッチン!水道、コンロ、鍋、フライパン、冷蔵庫、電子レンジ、必要なものはすべて揃っています。冷蔵庫の中身まで細かく丁寧につくっていました。外を眺めながら料理ができるところも一押しポイントです。いつもいつも大量のハンバーグを焼いては、外でめうしの散歩をしている子におすそ分けしていました。
リビングの奥は洗面所。お風呂、洗濯機、水道、どれも大きさのあるものばかりでしたが協力して作っていました。洗濯機は最新のドラム式。洗濯機の中は、洗濯ものではなくいつも誰かが入っていました。二人ほど入れるお風呂も大人気で、足し湯もできます。シャンプーとリンス、ドライヤーも揃っています。3に続く
レインボータワー①
2024年03月29日
1月から始まった家づくりの活動。その名も「レインボータワー」。にじ組にとって大事な大事な宝物です。築1か月以上が経っても、毎日飽きずに、大切に、遊び尽くしたレインボータワー。思い出いっぱいの2か月を振り返ります!
年長ならではの家づくりに大きな憧れを抱いていた子どもたちは、家づくりをずっと楽しみにしていました。まずはみんなで、自分の家にどんな部屋があるかを思い出し、その中でもどの部屋が必要かを話し合いました。にじ組は、リビング、寝る部屋、洗面所、キッチン、そしてにじ組に欠かせない“めうし”の牛小屋をつくることになりました。
「まずは家づくりの計画を立てるよ!」それだけでもワクワクしていたにじ組さん。今度は、作る部屋の担当を決めてそれぞれの部屋に必要なものを話し合いました。たくさんの「いいね!」「そうしよう!」「○○はどう?」が飛び交い、びっしり埋まった計画書。少しずつ家づくりのイメージが湧いてきて、作る日がより一層楽しみになったようです。
計画を立てた後は、いよいよお待ちかねの家づくり!家づくりの時間を“工事”、みんなを“大工さん”と名付けるだけでワクワク。お約束をよく聞いて、グループで協力してつくっていきます。たくさんの材料に目をキラキラ輝かせていました。工事開始です!
グループに一つのガムテープがみんなの武器です。「ガムテープ持ってきたよ!」「ありがとう!」、「うまく切れないなあ。」「じゃあ切るのは私が担当するね。」、とガムテープ一つにしても助け合いが見られました。
友だちが貼ろうとしていたら貼りやすいようにおさえてあげるなど、自然と発生する助け合いと優しさに成長を感じました。
まずは計画書を参考に何を作るか話し合い、作るものを周知してから作業に取り掛かりました。最初は興奮状態だったこともあり、あれもこれもと材料を抱えて持って行ったり、自分の思い通りに進めようとして仲間が戸惑うなど小さなトラブルもありました。けれど回数を重ねると「この箱ちょうどいいんじゃない?」「いいね!」、「キャップ何個必要?」「僕が持ってくる!」と、みんなで探したり分担していたりと仲間を意識した姿が見られるようになりました。
作り進めるほど、私たちも感心する様なアイディアがどんどん出てきて子どもたちの想像力と行動力には驚かされました。こちらは、牛小屋チーム。カラーポリ袋を草に見立てて丈夫な芝生をつくっていました。
こちらはお風呂チーム。「先生、みてみてー!」と見せてくれたのは給湯器リモコン。あついおゆ、みず、おいたきボタンがついていました。お家でよく見ているんですね。②に続く
最後のカレーパーティー!
2024年03月15日
今日は幼稚園生活最後のあったかカレーでした。
みんな毎月楽しみにしていたカレーの日。普段の給食のケースと違うので、運ばれるカレーを見ていつも大喜びでした。
普段は決まった席、決まったグループで過ごしていますが、給食の時間は自由席にすることが多く「今日は自由席?」がお決まりでした。普段のグループの友だちとはもちろん、仲良しの友だちを誘い合ったり、2人組を作ったらこちらが組み合わせたりと、給食の時間も様々な友だちと関わることで友だちの輪が広がった大切な時間となりました。
今日は最後のカレーパーティーなのでパーティー席!仲良しの友だちとグループを作って、カレーパーティーを楽しみました。
準備が出来たら、にじ組恒例の先生じゃんけん!多い時には3人の先生と一緒に食べられる日もあり、毎日毎日とにかく盛り上がります。グループで一人、じゃんけんで代表を決めたら大好きな先生と食べるためグループを背負ってじゃんけん大会です!
みんな熱が入るので、じゃんけんに全集中。クラスが一つになって盛り上がる、みんな毎日楽しみにしているひとときです。私たちも「今日はどこかな?」と毎日楽しみにしています!
パーティー席にするだけで、普段よりも給食の時間がより賑やかになるにじ組。おかわりもよくして、美味しそうに楽しそうに頬張っていました。
この騒がしい笑いの絶えない日常も、とびきりの可愛い笑顔もあと何回かな・・・と何気ない喜びをかみしめたひとときでした。カレーパーティー最高!
楽しかったお別れ遠足③
2024年03月08日
最後はつき組さんと合流してお弁当、おやつタイム♪大好きな先生や友だちと食べる幼稚園生活最後の手作りお弁当。お喋りを楽しみながら、みんな嬉しそうに頬張っていました。
あっという間だった1日。帰りのバスではへとへとで寝てしまう子もいました。
楽しみにしていた遠足でしたが、いつもの反応とは少し違う様子でした。「遠足じゃなくてお別れ遠足なのが嫌だ。」と子どもたち。どこか寂しさを抱いていたようです。今日一日、みんなで夢中になって遊び、いっぱい笑った時間が心に残る素敵な思い出になっていたらいいなと思います。みんなの笑顔と、「ぜんぶたのしかった!」その言葉が何より嬉しかったです。全員揃わず残念でしたが、「またみんなでレジャーシートを敷いて食べようね。」とその日が来ることを心待ちにしているにじ組です。“さいごの”が増えてきた3月。1日1日を大事に大事に過ごしていきたいと思います。
子どもたちのおかげで私たちにとっても素敵な思い出となりました。
保護者の皆様、お荷物や愛情たっぷりのお弁当のご用意ありがとうございました。
楽しかったお別れ遠足②
2024年03月08日
楽しかったお別れ遠足➀
2024年03月08日
先日、お別れ遠足であそびマーレにでかけました!
お別れ遠足が近づくにつれて、あそびマーレでどんな遊びができるのか、お弁当やおやつの話など楽しみにする声が多くなり、楽しみで待ちきれない様子が伝わっていました。当日、お気に入りのリュックを背負ってルンルンで登園してきた子どもたち。バスでいつものカラオケ大会をしているとあっという間に到着しました。
クラスみんなでエレベーターに乗るなんて初めて!まだ遊ぶ場所を見ていないのにそれだけで大喜びでした。
遊ぶエリアに到着すると、色々な種類の遊び場に興味津々。どんな1日になるのか、どこで遊ぶのか、気持ちが高まっていく様子が感じられました。電車や車も走っていて、手を振ったり本物のような踏切を渡ったりと、歩いているだけでワクワクする空間でした。
さあいよいよ遊ぶ時間!にじ組は、まずは室内遊園地で思い切り体を動かして遊びました。遊ぶ4か所を説明している時点で興奮気味の子どもたち。待ちきれない様子が表情と動きに現れていて可愛かったです。
友だちと声を掛け合って遊具を転々としたり、とにかく数をこなしたりと、30分間休むことなくめいっぱい遊びつくしていた子どもたちです。大はしゃぎの子どもたちをみていると、こちらまで笑顔になってしまうほどずっと楽しそうでした。
最後はボールプールでハイ、チーズ!みんなの熱気から、大満足の様子が伝わってきました。
続いて、スノータウンで雪遊び!長靴を履いた子どもたちは大きなスクリーンに夢中。みんなの後ろ姿が可愛いです。
②につづく
馬術部
2024年02月08日
先日、法政大学の馬術部へ散歩に出かけてきました。
登園すると「みて!もこもこでしょ。」「先生と上着似てるよ!」「○○くんと一緒だ!」とお気に入りの上着の見せ合いっこが始まっていました。普段、園では着ることがないので新鮮だったからか、上着を着るとそれだけで盛り上がりました。
つき組さんと一緒にバスに揺られてあっという間に到着!法政大学の広いサッカーコートが見えると、サッカー大会に向けて練習真っ最中の子どもたちは「ひろーい!」「芝生だ!」と釘付けでした。その先で出迎えてくれたのはお馬さんと学生さん。お約束事を聞いて、まずはお馬さんと触れ合いました。
小さくてかわいいね、とちょっぴり恐れながらもなでなですることができました。触れ合うと自然と笑顔になっていた子どもたちです。
続いては餌やりです。手をピンと広げてしっかりお皿にします。怖がっていた子もいましたが、顔の側にいるお馬さんに圧倒されながらも餌をあげることができました。「わー!なめられた!」とどこか嬉しそうに反応する子もいて、楽しく貴重な体験になったようです。
馬舎の見学もしました。みんなに会えることを待ちわびていたかのように顔をのぞかせていたお馬さん。みんなを歓迎して首を大きく横に振っていたお馬さんがいると、「挨拶してるのかな?」と次々と体を横に揺らしてまねっこする子どもたちが可愛くて笑ってしまいました。沢山のなぜ?どうして?が飛び交い、興味津々でした。
最後に大きなお馬さんにも餌やりをしました。さっきよりもぐっと距離が近づきましたが、餌やりをして触れ合うことができました。
最後は、お馬さんについて気になること・知りたいことに学生さんが答えてくれました。
「歯磨きってするの?」
「お馬さんに家族っているの?」
お馬さんについて少し賢くなれました。
貴重な経験に大満足のにじ組さんでした。ひさしぶりのお出かけ楽しかったね!
馬術部の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
豆まき
2024年02月08日
2月3日は節分。幼稚園では一足早く豆まきをしました。
子どもたちは行事が大好き!登園すると「あそこにもいる!」「こっちでも見つけたよ!」とテラスや遊具に貼られている鬼のイラストを見て大騒ぎ!豆まきがもっと楽しみになったようでした。
みんなで「おにのパンツ」を踊ったり、保育参観でお家の人と一緒に鬼のお面を作ったりしながら、豆まきに向けて期待を膨らませていた子どもたち。「にじ組には鬼の親分と子分がいるから強いね!」と劇「ジャックと豆まき」の劇中歌である鬼の歌を歌って気合十分です。
わくわくしながらお面を身に着けていた子どもたち。園庭に出るとどの学年もカラフルで素敵なお面、豆入れを身に着けていて、より一層気分も高まりました。
お家の人と一緒に考えたり、細かい作業は手伝ってもらったりとこだわりと思い出が詰まった鬼のお面。個性豊かでカラフルなお面がとっても可愛いです!子どもたちにとってお気に入りの作品となりました。保護者の皆様、参観、材料のご準備等ご協力ありがとうございました。
「みんなつかまえろー!」「へいただいま!」
みんなお気に入りの鬼の親分と子分のセリフで気合が入ったにじ組さん!その元気な掛け声はたくましく力強かったです。さあ、いざ出陣です!
豆まきクイズで盛り上がった後、みんなの元に福の神がやってきました!年長児8名の福の神も一緒に、「福は内!」と隅々まで豆をまいてくれました。
“福の神の豆に当たるといいことが起こるんだよ”
そう聞いた子どもたちは、両手をいっぱいに挙げ福の神に猛アピール!「ここだよー!」と歓声を上げながらたくさんの豆に当たりました。幸せを運んでくれた福の神たち。おかげでみんなにこにこです。
豆まきに向けて気持ちも高まり、みんなで「頑張るぞー!」と気合を入れていると、
ドンドンドンドン・・・どこからか不気味な音が聞こえてきました。一瞬で空気が変わり、みんなきょろきょろ必死に鬼を探します。正門から、保育室から、鬼がやってきました!おにはそとー!ふくはうちー!
楽しかった豆まきの後は、もう一つお楽しみがありました。恵方巻づくりです!本物とそっくりの工程にみんな夢中になって作っていました。折り紙をくしゃくしゃにして広げる作業が新鮮だったようです。のりの上に、ご飯、たまご、きゅうり、まぐろ、サーモンをのっけて、巻いていきました。
2024年の恵方は「東北東」。しっかり恵方を向いて、1分間だまりっこチャレンジ!途中で口を離したり、喋ったりすると幸せが逃げちゃうんだって、という保育者の言葉を聞いて、にやにやしながらも忠実に真剣にもぐもぐする姿が可愛かったです。それぞれどんな願いを込めたのかな?
最後はみんな大好きパーティー席で給食タイム!お面をかぶって大好きな友だちと、豆まきの余韻に浸りながら食べました。豆の代わりのラムネは一粒一粒大事に食べていた子どもたちです。
楽しみにしていた豆まきもあっという間に終わってしまいました。次はサッカー大会!にじ組もつき組も保育者も!練習に熱が入っています。みんなの熱い戦いが楽しみです。
今年もみんなが健康で幸せに過ごせますように。
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